2021年
「全国書店員が選んだ本屋大賞」の第1位に選ばれた
町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』
好きなブロガーさんがおススメされていたし
とても気になっていたので、買って読んでみました。
52ヘルツのクジラとは ━━
他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、
世界で一頭だけのクジラ。
たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。
そのため、世界で一番孤独だと言われている。
~本の帯より~
この帯を読んだだけで
たぶんこの本は、私に合っているという予感。
ただ、好きな文学YouTuberさんがこの本を
「不幸のバラエティーパック」と表現されていて
「途中から引いてしまった」と言っていたので
人によってはつまらないのだろうな、大丈夫かなと
ドキドキしながら読み始めました。
結果…
今日のおやつは無印の甘夏バウム。美味しかったです♪
私の場合、この本と周波数がとても合っていて
購入して大正解の本でした。
本でも、映画でも、15分のドラえもんアニメでさえ
割と何にでも、すぐによく泣く私ですが、
この本は、割と序盤からもうすぐに泣かされて
少なくても10か所以上、泣いてたと思います。
そんなヒトは、きっとかなり珍しいと思うケド。笑
とくに「52」や「アンさん」が出てくるシーンが
いつも優しくて、切なく気持ちが揺さぶられて、
「悲しさ」や「感動」とは全然違う種類の涙が
何度も何度も溢れて止まりませんでした。
人はいつだって、
本気で助けたい人に結局助けられているんだと思う。
まさに「52ヘルツのクジラたち」というタイトルが
ぴったりの、読後感爽やかな、やさしい物語。
今、自分ではどうしようもない事情を抱えていて
暗い海の底で助けを求めているような状況の人や
過去にそのような状況だった人たちにこそ
ぜひ読んで欲しい、あたたかい作品でした。
【今日の1日1捨て】手放したもの
なかなか手放せないでいた友達の結婚式の
席次表やプロフィールなど。
ずっと以前、たくさん手放して
思い出の強いモノだけを保管していましたが
それをさらに、半分くらいに減らしました。
別に普段、見返すことなんてないし
全部手放してしまっても大丈夫とは思うんだけど
残り半分は、思い出BOXに戻しました*
*おすすめテーマ*
作中に何度も出てくる「ムームー」がわからなくて
気になってネットで調べてみました。
意外とかわいいので、おばあちゃんになったら
ムームー着て過ごしたいっ( ´艸`)
村中のおばあさんは、私にとってもインフルエンサー。笑
↑シンプルな暮らしのコツが集まっています♪
*読んでくださりありがとうございました*